手仕事の現場を訪ねて 伊万里・有田伝統工芸士展の巻

アミバザールでは、現在のところフェアトレードの商品を中心に取り扱っていますが、
将来的には地元九州や、日本各地の手仕事の品をラインナップに加えていきたいと考えています。

そのための勉強もかねて、昨日の日曜日(9月11日)、以前から度々訪れている有田へ向かいました。

9/3~11まで開催されていた「第15回 伊万里・有田焼伝統工芸士展」にて、
私と奥様のお友達であり、伊万里・有田焼の伝統工芸士である山本晋寛(くにひろ)氏が
絵付の実演をされているとのことでしたので、
伊万里のチャカティカ食堂さんでカレーランチを食べた後に、有田へと向かいました。
会場はこちら、佐賀県立九州陶磁文化館です。

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早速中に入って会場の第1展示室に向かうと、
数多くの伝統工芸士さんの作品が
今回のテーマである「酒の器」に沿った内容で思い思いにディスプレイされています。
※ただし、会場内は撮影禁止とのことで、残念ながら写真はありません。。

作品そのものも勿論ですが、こうした展示の内容にも、
各作家さんそれぞれの個性が反映されているようで、面白いですね。

さて展示室の一番奥では、お二人の伝統工芸士さんが絵付の実演をされています。
その中のお一人が、今回お目当ての山本晋寛さんです。
※ここは撮影OKとのことでした!

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お忙しい中にも関わらず、我々の素朴な疑問にも丁寧にお答え頂き、
使われている絵の具の成分についてや、
絵付後に再度焼成することなどを詳しく教えて頂きました。

伊万里・有田の磁器は、陶器市や各窯元さんのお店などでは
たくさん目にしたり、手に取って見たりして来ましたが、
目の前で絵付されているのを実際に見てみると、
本当に繊細な作業だと言うことが改めて実感できました。

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私たちがお話させて頂いた前後にも、
沢山の方から次々に話しかけられて、お忙しそうだった山本さん。
帰り際にはお土産の丸ボーロまで頂いてしまいました。
本当にありがとうございました!

そのあとは、同じフロアで特別企画展「人間国宝と三右衛門」(~9/25)
が開催されていましたので、そちらも併せて拝観させて頂きました。
人間国宝(重要無形文化財保持者)である
有田の井上萬二氏、十四代今泉今右衛門氏、武雄の中島宏氏。
そして、歴史ある名窯である有田の今右衛門窯、柿右衛門窯、唐津の太郎右衛門窯という、
いわゆる三右衛門の歴代の作品を一度に観ることができます。
これだけの作品が一同に会して、しかも観覧料が無料と言うのはすごいことなのではないでしょうか。
http://www.ningenkokuhou.com/

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しかも、屋外の特設会場では、佐賀の食材にこだわった料理を、
人間国宝と三右衛門の作品を使って味わうことのできる
「USEUM ARITA」(~11/27)というイベントも同時開催されています。
http://anniversary.arita-episode2.jp/

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普段なかなか目にすることのない美しい器を鑑賞して、
さらにその器で地元佐賀の食材にこだわった料理をいただく。
とても贅沢な時間を過ごすことができるのではないかと思います。

「人間国宝と三右衛門」(~9/25)、
「USEUM ARITA」(~11/27)ともに、開催期間はまだまだありますので、
皆様も佐賀有田方面にお出かけの際は、九州陶磁文化館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。